さっそく解析!…の前に準備をするもの


では、さっそく解析をしていきましょう!

…といいたいところですが、ゲームだけ起動しても解析できる訳じゃありません。
(そりゃ当り前ですよねw)

ゲームを解析するためには、解析ツールが必要になってきます。
また、SSGファイルを起動させるためにも、専用のプログラムが必要になってきます。

ということで、解析・SSGファイルを作成するにあたって最低限必要なものをご紹介します。
(TOPにも記載しましたが、いくつかある中で、自分が使用しているもののご紹介です)

あと、すみませんがリンクの貼り付けは行ってません。
検索サイトから検索をして頂き、ファイルをダウンロードして頂ければと思います。
(検索中に新たな発見があったりするかもしれませんので)

あと、解析ツールを作成するにあたってですが、一部ソフトウェアは、
64bit機に対応していないという話を聞いたことがあります。
使用の際はご注意ください。



うさみみハリケーン


うさぴょん様が管理人をされているサイト「Digital Travesia」さんから無償でダウンロードできます。

ソフトウェアの標準言語が日本語であり、機能も充実しているため、
大概のゲームはこれで解析が可能だと思います。

フリーという点を考慮しなくても、恐らく日本でこれ以上の解析ソフトウェアは存在しないと思います。



OllyDbg


こちらも解析ソフトとしては有名な、海外製のソフトウェアです。

ダウンロード自体は無償ですが、標準言語が英語のため、取扱いに苦労するかもしれません。
ですが、こちらのソフトウェアの日本語化パッチが、「Digital Travesia」さんのところにありますので、
そちらとセットでダウンロードすることをお勧めします。

こちらのソフトは、詳細な逆アセンブリを行う際に本領発揮をします。
ほとんど出番は無いかもしれませんが、いろんなゲームを解析しているといずれ必要になってきますので、
ダウンロードしておくことをお勧めします。
正規の最終版はver1.10です。
(現在、新verの公開も行われているようです)

※なお、本HPではこのソフトウェアを使っての解析は行いませんので、ご了承ください。



SpoilerAL


こちらは、あつ様が管理人をされているサイト「World's Crew's Seaport」さんから無償でダウンロードできます。

こちらにお越しの方には説明不要かもしれませんが、今回作成するSSGファイルを動かすためのツールです。

最新版はver6.1となっております。



SSGファイル


SpoilerALを使って改造を行うために必要なファイルです。

このファイルが無いとSpoilerALで使用できませんので、
SSGファイルが公開されているサイト等からダウンロードしてきましょう。

今回は自分で作成することが目的ですので、こちらにテンプレを用意しました。
詳細は一連の流れで説明しますので、SSGファイルが用意できない!という方はこちらをご利用下さい。


ダウンロード


※自分はver3.x時代から愛用させて頂いている人のため、SSGとSSLという2つファイルが混在しています。
(ダウンロードされた方はご存じかもしれませんが)

昔は、各機能ごとに拡張子を分けて作成する必要があったため、自分はその名残が抜けておらず分けていますが、
SpoilerALのVerUPに伴い、SSGファイル1つで全て記述することが可能になったため、
これから作成する方は、このテンプレの方法で作成することをお勧めします。



テキストエディタ(メモ帳)


説明不要ですねw

Windowsに標準搭載されているので、事前準備の必要はないかと思います。

参考まで、自分は「TeraPad」というテキストエディタを使用しています。
メモ帳に不便を感じたら、ご自身に合うテキストエディタを探してみてはいかがでしょう?



電卓


こちらも説明不要ですねw

Windowsに標準搭載されているので、事前準備の必要はないかと思います。

なぜ電卓が必要になるかというと、解析を行う上で使用する数値は、
全て「16進数」と呼ばれる数値が採用されています。

16進数とは、「0〜9」の10進数(いわゆる数字)と、
ローマ字の「A,B,C,D,E,F」の6個を組み合わせたもので、
各々を10進数で表現したら、A=10,B=11,C=12,D=13,E=14,F=15という風になります。

たとえば、解析上の表示されている値が「15」だとしたら、
実際の数値(10進数)にすると、1*16+5=21 となります。

さすがに暗算するのは手間なので、電卓のタブの「表示」に「プログラマ」というものがあるので、
そちらを活用頂ければと思います。

なんで16進数か?という話はパソコンの根底の話なので、
興味のある方は調べてみて頂ければと思います。



解析したいゲーム


書く必要ないですけど一応w



ということで、上記5つのソフトウェア+αを用意したら、
最後に解析をする上で最も大切なものを用意をして下さい。


それは、根気やる気です。

本HPでは、実際に操作しならが解析を出来るように考えておりますが、
いざ自分で新たに始めようとしたら、恐らく思ったとおりに動作せずに苦戦すると思います。

自分が数年のブランクを空けて、解析〜変動アドレスに対応したSSGを作成するまで、
実に20時間以上の時間を要しました。
(今なら2時間もかからない程度の内容です)

実際、自分は時間がかかりすぎたんだと思いますが、
解析作業にはある程度時間がかかります。

絶対にSSGを作るという「根気」と「やる気」が、解析をする上で何よりも大切だと思いますので、
高い壁を乗り越える気持ちで挑んで頂ければと思います。

少々大げさですけど、気持ちがないと挫折してしまいますのでw
(自分も一度挫折してますので)




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